DIYテーブルの反り止め加工☆その5☆かかった費用

こんにちは。
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仰向けでだらしなく寝るまめです。

過去四回、だいぶ長々と
反り止め加工についてご紹介させていただきました。

「DIYテーブルの反り止め加工☆その1」
「DIYテーブルの反り止め加工☆その2☆トリマーを使うコツ」
「DIYテーブルの反り止め加工☆その3☆トリマーを使うコツ続編」
「DIYテーブルの反り止め加工☆その4☆ついに完成」

今回は最後にかかった費用について
ご説明させていただきます。

まず、材料費ですが、
1. C型チャンネル鋼材
soridome1.jpg
ホームセンターで
1.8m長さのものを2本購入し :1,000円x2
これを760mmにカット(4カット) :100円x4

ご自身でカットできる人はネットでも既製サイズは購入できます↓



2. タッピングビス(皿頭)5x20mm


今回はホームセンターで購入 :150円

以上で合計2,550円

これだけなら、かなり安くできたという感じですが、
今回新たに買った工具があります。

3. トリマー
router1.jpg
C型鋼材を天板に埋め込むための溝をつくるための道具です。
一番安いE-Valueのトリマーをアマゾンで購入しました↓
送料も含め6,400円でした。
パワーもあり今回の作業には十分なものでした。
付属品も一通りそろっており、おすすめです。



4. トリマービット
router5.jpg
トリマーの先につける刃ですが、
安物を買うのはやめた方がいいです。
今回4mmと10mmのビットを使いましたが、
はじめ購入した3、4、6、10mmの4本セット(1,200円)は
3,4mmのビットがすぐ折れてしまったので、
↓のビットを急遽、購入してしのぎました。
これはホームセンターで1,100円でした。


道具代は合計8,700円でした。

もし安く反りを止めることが目的なら、
↓のような木製の反り止めをつけたり
溝を掘らずに金属板をくっつけるだけでもよかったわけです。



これなら材料費が安いだけでなく、
新しい工具を買うこともなく、加工も簡単です。
時間もお金も労力もかかりません。

ですが、わが家のDIY考え方は、
ローコストで、でもきれいにです。
安いことは大事ですが、それだけが目的ではありません。
(この点については洗面台についてご紹介させていただいた
こちらの記事でも書いています。お時間があればご覧下さい。)

反り止めが飛び出ているよりは、
すっきりと天板の中に埋まっている方が気持ちいいので、
これぐらいならできるかな、というところまで、
がんばってみました。

コストを追求するだけではなく、
自分たちが愛着をもてる住まいになるように
落としどころを探っています。


同じような機能を果たす大きなテーブルを手に入れるためには、
もっと安い素材の天板を買う選択肢がありました。

また、これほど大きなテーブルを諦めて(わが家のテーブルは180cm×90cm)
ほどほどの大きさで妥協すれば、もっと安くできました。

そもそも、素材や仕上げ、大きさやデザインにこだわらなければ、
DIYするよりも安く簡単に、既製のテーブルが買えるはずです。

DIYのよいところは、ただ安いというのではなくて、
時間と労力をかけることで、
同じお金で買える既製品よりも上質で、
自分に合ったモノが手に入ることだと思います。


DIYという選択肢を選んで、
わが家は生活が楽しくなりました。
このブログを通じて、
選択肢を一つ増やしていただければ幸いです。

mame267.jpg
むにゃむにゃ

★2014年10-11月号の『暮しの手帖』では
「続テーブルカタログ」という特集が組まれていました。
わが家のテーブルは大きいと思っていましたが、
これぐらいはけっこう普通ですね。

みなさん個性的なテーブルを愛着をもって使っていらっしゃいます。

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DIYテーブルの反り止め加工☆その4☆ついに完成

こんにちは。
わが家ではついに
hatch04.jpg
庭に本格的なはっちゃんハウスが導入されました。

mame263.jpg
まめも興味津々です。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 
全四回に分けて、DIYテーブルの
反り止め加工について
ご紹介させていただいています。
ようやくとなりますが、
今回は完成形をご紹介させていただきます。

「DIYテーブルの反り止め加工☆その1」
「DIYテーブルの反り止め加工☆その2☆トリマーを使うコツ」
「DIYテーブルの反り止め加工☆その3☆トリマーを使うコツ続編」

前回まででご説明させていただいたとおり、
テーブル天板の反りを止めるため、
トリマーを使って掘った溝に
soridome4.jpg

C型チャンネル鋼材をはめてビス留めにします。
soridome5.jpg
体重をかけて板の反りをできるだけなくした状態でビスを入れます。
ビスは皿ビスのタイプにすることで、出っ張りを極力小さくします。

わが家には天井断熱DIYの時に買った
インパクトドライバーがあるので、
下穴を開ける必要もなく、楽に作業ができました。
電動ドライバーしかない場合は下穴が必要だと思います。
impactdriver.jpg
(天井断熱の過去記事はこちらです。)

四本全部、溝入れ、ビス留めが終了です。
soridome6.jpg
がんばって溝を掘ったので、
金属板が天板にきれいに埋まり、
凹凸が少ない
すっきりとした仕上がりになりました。

肝心の効果ですが、まっすぐな定規をあてて確認すると・・・
table22.jpg
反りは完全には直りませんでしたが、
ある程度解消されました。


反り止めのC型鋼がもう少し強度があれば
もう少し改善されたかもしれません。

ビフォーアフター形式でご覧下さい。
table21.jpgtable22.jpg
かなりまっすぐになりました。

より確実な反り止めを目指す場合は、
天板から下方向に出っ張る形の反り止めをもうける方法が
手間と時間を考えるとよいのかもしれません。

その場合は↓のような商品も利用するのもいいかもしれません。
値段もリーズナブルですね。

効果が地味なDIYでしたが、
反りがずっと気になっていたので、
満足度は高いです。

hatch05.jpg
はっちゃんハウス旧タイプ

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DIYテーブルの反り止め加工☆その3☆トリマーを使うコツ続編

こんにちは。
mame261.jpg
階段で佇むまめです。

前々回、前回と、
DIYテーブルの反り止め加工について
ご紹介させていただいています。
「DIYテーブルの反り止め加工☆その1」
「DIYテーブルの反り止め加工☆その2☆トリマーを使うコツ」

前回の記事では、
トリマーを使う上で
安すぎるビットは使わない方がいいと
ご紹介させていただきましたが、
今回試行錯誤する中でもう一つ分かったのは、
まっすぐ削るためのガイドがとても重要ということです。

トリマーを使うとかなりの振動が起きるので、
線を引くときの定規のように、ガイドを当てないと
まっすぐの溝を掘ることはできません。

作業を始めたばかりのときは、
棚板をガイドにして、
助手役が全体重をかけて板を押さえていました。
router6.jpg
(この写真の左端の板を使いました。)
このやり方だと、気をつけていても
板がずれてしまい、
とても時間がかかりました。


そこで、反り止め用の金属板を逆向きにビスで仮止めして、
ガイドを代わりにしました。
router9.jpg
ビス穴が残ってしまいますが、これなら絶対にずれません。

ガイドが固定されたことで
大幅にスピードアップしました。


もう一つ、ビットを折らないために大事なのは、
一度に深く掘ろうとしないことです。

深い方の溝は、11mmの深さにしなければいけなかったのですが、
幅4mmの細いビットを使うので、気をつけて、
3mmずつ、数回に分けて
少しずつ溝を深くしました。
soridome2.jpg
安い方のビットを2本折ってしまった後なので
慎重になりすぎたかもしれませんが、
後から買った高いビットは折れることなく使えました。

深い溝が二本惚れたら、
その間を幅10mmのビットで浅く削ります。
soridome3b.jpg

かなりの試行錯誤がありましたが、溝が完成しました。
soridome4.jpg
なかなかきれいにできました。

ビットが折れるトラブルもあり、
初日は午後いっぱい使って
深い溝が二本掘れただけでした。

正直、初日の作業の進みの遅さに心が折れかかりました
トリマーの使い方の勘所がつかめたおかげで、
二日目には深い溝二本+あいだの浅い溝のワンセットを
だいたい1時間で掘れるようになりました。
大進歩です。

またまた長くなってきましたので、
完成形は次回ご紹介させてください。
mame262.jpg
さようなら。

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DIYテーブルの反り止め加工☆その2☆トリマーを使うコツ

こんにちは。

mame259.jpg
まめです。

前回から、DIYで制作したテーブルの
反り止め加工について
紹介させていただいています。
(前回の記事は「DIYテーブルの反り止め加工☆その1」をお読み下さい。)

前回もご説明させていただきましたが、
今回のDIYのポイントは、
反ってしまった集成材のテーブルに溝を掘って
反り止めの金属板を埋めるというところです。

金属板が飛び出さないので、
安全で、見た目もきれいになります。

soridome7.jpg
今回はホームセンターで販売していた鋼材チャンネルを
ホームセンターのカットコーナーで760mmの長さに切断してもらい
これを反り止め材として使います。



金属板がコの字形をしているので、
① まずは図のピンクの部分の深い狭い溝を二本掘って、
次にオレンジの部分を浅く削る
ことになります。
soridome_d3.jpg
② 溝に金属板をすっぽり埋めて、
空いている穴を利用してビス留めにします。

soridome_d1.jpg
というわけで、溝掘り作業を開始しましたが、
思ったより苦戦してしまいました。
トリマーの扱いに慣れていないということもありますが、
手こずった最大の原因は、安物のビットを買ってしまった
というところにありました。

トリマーを使うためには、
本体の他に、先端につける刃の部分=ビット
別に買う必要があります。
(E-Valueのトリマーにも一応6mmのストレートビットは付属しています。)

素人のDIYなので、まずは
ホームセンターで一番安いビットを買ってみました。
いろいろな太さのビットが4本入って約1000円の格安商品です。

本体の加工に取りかかる前の練習で一本折れ、
さらに本体の加工を始めて約10分で二本目が折れました。

router3.jpgrouter4.jpg
よく思い出してみれば、
パッケージには「文字入れなどに最適」と書いてあったかも…
固い木材に溝を入れるという用途は
あまり想定していなかったのかもしれません。

残り2本のビットは太いタイプなので、ここで
ホームセンターに行ってビットを買い直しました。
約1時間のタイムロスです。
router5.jpg
この一本で、安いビット4本セットとほぼ同じ値段です。

結果としてこのストレートビットで最後まで
作業を完遂することができました。

安い工具でもよいものもたくさんありますが、
ビットに関しては値段相応の強度しかでないことを学びました。

router8.jpg
ということで、新しいビットを取り付け作業再開です。

試行錯誤をする中でもう一つ
大事なコツがわかってきたのですが、
長くなってきたので、
次のブログで
つづきをご紹介させてください。
mame260.jpg
ご訪問下さってありがとうございました。

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DIYテーブルの反り止め加工☆その1

こんにちは。

わが家の庭に突然現れたハッチですが(登場はこちら
hatch03.jpg
最近はこんな感じです。
ちょっとくつろぎすぎ?

わが家のテーブルは、
集成材の巨大な板を買って塗装し、
IKEAの脚に載せた、DIY作品です。
table2.jpg
(作り方については「DIYとIKEAで格安無垢材テーブル」で記事にしました。)

愛着を持って大切に使っていたテーブルですが、
この写真にもはっきりと写っているとおり、
巨大な集成材の宿命で、
周囲が反り上がってきているのが分かると思います。
table21.jpg
この写真の方がわかりやすいですね。

天板の反りについてはこちらでも記事にしたとおり、
何とかだましだまし使っていましたが、
やはり何となく気持ち悪く感じていました。

一念発起して、DIYで天板の反り止め加工に挑戦です。
今回のDIYは、道具も特殊な上級篇になります。

基本的な考え方としては、
反ってしまった木の天板に
まっすぐな金属板を打ち付けて
金属板の力で反りを直そう
というものです。

金属板は専用のものが売っているわけではないので、
ホームセンターで物色して、
「C型チャンネル鋼材」に穴が開けてある物を選びました。
soridome1.jpg
一般的には鉄製のラックを作る際に使うようです。
C型に曲げてあるので構造的に丈夫で、
穴が開けてあるのでビスで簡単に天板に留められます。


反りを止めるためだけなら金属板を天板にただくっつければいいのですが、
今回はよりきれいに仕上げるため、
天板に鋼材を埋めこむための溝を加工します。

そのために、平らな面に溝を掘るための新たな工具、
トリマーも購入しました。
router1.jpg
トリマーは、ビットという先端金物を高速回転して
木材に溝を掘ります。
DIYの可能性を大きく広げるため、
DIYをこころざす人が最終的にたどり着く工具とのことです。

今回は一番安くて、評判もそこそこの
E-Valueのトリマーを購入しました。

このように、テーブルに4本の溝を掘り、
鋼材を埋め込んでビス留めし、反りを押さえる計画です。soridome_d2.jpg
材料と工具をそろえて、
三連休を使って作業を開始しましたが、
やはり素人には難しい作業で、
思ったよりも手こずってしまいました。

詳しい施工方法と経緯については
次回以降にご説明させて下さい。
mame258.jpg
まめとハッチのツーショットです。

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プロフィール

mame

Author:mame
☆ ☆ ☆ ☆ ☆

猫のまめが、リノベーション/リフォームの二世帯住宅をご紹介するブログです。

家族構成や二世帯化の経緯については→

ローコストで収めるため、DIYもたくさんやっています。

まめは2010年生まれの女の子。キジ白柄で目は緑です。

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